Advent Calendar

Physics Lab. 2022 Advent Calendar 1日目 Physics Lab. の紹介+α

ロゴの紹介をしてます!
⚠記事の内容は学生個人の見解であり、所属する学科組織を代表するものではありません。

はじめに

こんにちは、物理学科3年のりちょうです。人間です。この度は物理学科学生有志による五月祭企画「Physics Lab. 2022」の統括をすることになりました。よろしくお願いします。

さて、Physics Lab. 2022 では去年に引き続きアドベントカレンダーを実施します1。今日から12/25のクリスマス2まで、物理学科の学生が物理の話だったり物理の話だったり、やっぱり物理の話だったり、、、あとは個々人の布教したいものや趣味の話を毎日投稿していきます。一口に物理といっても対象となる分野は広範。一連のアドベントカレンダーの記事の中で興味の持てる話題があるといいですね。

はじめは個々人の環境で記事を公開していきますが、最終的にはPhysics Lab.2022のページ(工事中)に移植する予定です。

また、記事の公開時間に関しても個人のタイミングで公開することにしています。12/2の記事が12/2 0:00に公開されるかもしれないし、23:59や25:00に公開されることがあるかもしれません。アドベントカレンダーの更新で死人を出すわけにはいかないので遅れることも多々あると思います。ご容赦ください。

はい、では話が戻ります。

Physics Lab. とは?

理学部物理学科の3,4年生(五月祭時点)のうちの有志が参加する五月祭企画です。Physics Lab.は、企画が行われる前年の夏頃に立ち上がります。そこから半年以上かけて各々の興味に応じた班に分かれて自主ゼミや実験などをしつつ物理学の最先端の分野について勉強をします。Physics Lab.2022では「幾何班」・「量子物理学班」・「トポロジカル物性班」・「生物物理班」・「宇宙班」の5つの班に別れて活動を行なっています。そしてその勉強の成果を五月祭当日にポスター・web記事・動画・実験の実演などさまざまな手段を用いて伝えます。Physics Lab.では自主ゼミが盛んに開催されるので、進学したばかりの2年生にとっては同級生と交流するいい機会となっています。

Physics Lab.の歴史については大昔の資料が残っていないので確かなことは言えないですが、物理学教室の先生方が学生の頃から同じような企画があったという話を聞くことがあるので、かなり長い歴史を持っているようです。公式ページは2010年のものから見つかりました。Physics Lab.で勉強したことがきっかけで今の専門分野に興味を持ったという先人もいらっしゃるようで、物理学科の学生にとって大きな行事の一つとなっています。

↓過去のホームページ
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2010/pc/index.html
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2011/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2012/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2013/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2014/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2015/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2016/about/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2017/index.html
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2018/index.html
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2019/
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2020/index.html
https://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2021/

10年分も集まっていると、トピックや形態の不変性と流行を感じられて面白いですね。

ロゴ紹介

Physics Lab.2022のロゴは以下のデザインに決定しました。わいわい。 Physics Lab. 2022  のロゴ

せっかくなのでロゴの説明というものをこの場でしたいと思います。 ロゴの左下にある明るい部分は物理学によって既に解き明かされている領域を表し、右上の暗い領域は物理学にとって未解決な領域を表しています。その間にある5つの半円は既知の領域から未知の領域へと進んでいく波を表しています。この5つの波は、Physics Lab.の5つの班に対応しています。要するに、我々物理学科の学生が既知の領域の界面から出発して、未知の領域に新たな理解を築いてやるぜ!という気持ちをこめています。輪っかが5個あるからってオリンピックじゃないんですよ。

おわりに

今日はPhysics Lab.の簡単なイントロと、ロゴの説明をしました。明日から数日は各班の班長が簡単な班紹介をしてくれると思います。その後は物理学科の有志の学生が各々の書きたいテーマについて記事を書いてくれると思います。詳しくはAdventerをご覧ください。お付き合いいただきありがとうございました。明日以降の記事をぜひお楽しみください。

脚注

  1. Physics Lab.2021のアドベントカレンダー

  2. 物理学科蘊蓄、12月25日はかのIsaac Newtonの誕生日ですね。物理学科ではそれにちなんでNewton祭というイベントがあるそうです。伝聞形なのはコロナで催しがなくなったために参加したことがないからですね。代わりに現在ではNewtonカフェという懇親会が行われています。教員と学生数人がオンラインか対面で集まって談笑する会です。

作者紹介
統括
山に登って『物』道修行をしています。