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学生講演

理学部物理学科学⽣による学⽣講演を理学部1号館2階⼩柴ホールにて開催します。普段は聞くことができない理物⽣が感じている興味を、⽣の声でお届けします。ぜひお越しください。本ページでは、各講演の内容についてご紹介します。

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1日目(5月18日(土))

11:00 ~ 12:00
加速器実験 ~1 fm 以下の世界~
発表者: 高橋 仁
原子核の世界は直径 1 fm の中に強く結合されて広がっています。高エネルギー加速器実験の概要を説明し、この世界を見る巨大な顕微鏡の役割を紹介します。さらに、高エネルギーを生かした粒子生成による現在の研究の一端に触れます。
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13:00 ~ 14:00
量子論の基礎と一般確率論
発表者: 梅川 舜
ミクロな世界を記述する量子論は、様々な点で直感に反するような性質を示します。量子論の基礎的・普遍的な性質の探究の一端として、状態や測定に対する物理的な要請から出発し、量子論や古典論を含むより一般の理論である一般確率論について紹介します。
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14:30 ~ 15:30
物性物理とトポロジー
発表者: 中柴 柊馬
2016 年のノーベル賞のテーマにもなった「トポロジカル物性」は、物性物理学に新たな視点をもたらしました。この講演では、物性物理とは何かという所から始めて、トポロジーという数学がそれとどう関わってくるかについて、できるだけ平易にそのココロを解説します。
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16:00 ~ 17:00
エントロピー ~物理と情報の交叉点~
発表者: 聞 駿軒
「覆水盆に返らず」というように、世界は不可逆な現象に溢れています。情報を用いてこの熱力学の大原則を打ち破る「悪魔」がMaxwellによって提案されてから約150年、ようやく明らかになった熱力学における「情報」の役割をやさしく解説します。
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2日目(5月19日(日))

11:00 ~ 12:00
物理学と計算機
発表者: 横倉 淳也
計算機は科学全体で計算の道具として使われてきましたが、物理学は逆に計算機の「道具」となるほど密接な関係を持っています。この講演では物理・計算・計算機の3要素を取り上げ、それぞれの関係性を通して計算物理という分野の概観を見ていきます。
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13:00 ~ 14:00
光の正体を探る
発表者: 辻 圭汰
身の回りの光の性質は光を波と考えることで説明することができます。しかし現代では光は単純な波ではなく、光子と呼ばれる粒子が集まってできていることが分かっています。この講演では光子の不思議な性質を紹介します。
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14:30 ~ 15:30
夏目漱石の一番弟子は物理学者!? 寺田寅彦と物理学
発表者: 近藤 圭悟
寺田寅彦は物理学者としてX線結晶構造解析をはじめとする数々の業績を残した一方で、日常を鮮やかな視点で切り取った随筆も有名です。物理学と随筆、両極端にも思える二つに寅彦が見出した意外な関連性とは?文人物理学者・寺田寅彦の素顔を物理学になじみのない方にも分かるように解説します。
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16:00 ~ 17:00
量子コンピュータのしくみ
発表者: 関山 実
「量子コンピュータ」という名前自体は聞いたことがあるかもしれません。しかし、内部でどのような物理が起こっているのかまで詳しく知っている人はあまり多くないと思います。本公演では、その部分について詳しく解説します。これを聞けば、あなたのお家でも量子コンピュータを作ることが......!?
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